■2006年3月9日 

     3/11-4/9 個展in瀬戸内 ご案内

個展が決まりました!2年ぶり。少し遠いですが、瀬戸内です、ぜひお越しください。わたしの大好きな「瀬戸大橋」や「海」や「舟」が、そこまでの距離をとても楽しませてくれると思います。
地図!&大好きな瀬戸内案内ページをつくりました。来る前に必読!70円の「THEさぬきうどん」もご紹介!


[日程] 3月11日(土)〜4月9日(日)11:00-19:00 水曜定休
[場所] 『88Gallery+xT』  88STAGE内  地図
     香川県丸亀市飯野町東二339-1 0877-21-8813
※3月12日(日)14:00-16:00 レセプション(来てね!)
※3月11日(土)〜12日(日) 紫舟在廊



 <今回の個展への想い>


この個展は、原点からの意もあり、
故郷「瀬戸内」で、書家を志したとき最初にしたこと「個展」で、一番大切な「人」をテーマに、行うことにしました。

そこに、一枚の絵を、展示しています。この絵は、完成していません。ここ1ヵ月半、ほぼ毎日、朝3時に起きて朝3〜6時間絵を描き、夜友だちとの食事も早めに切り上げ、寝るまで描いていました。

大好きだった絵を描かなくなって、そして再び、こんなにも情熱を燃やせるようになったきっかけをくれたのが、祖母でした。

お正月に、
故宮博物館での書の勉強も兼ね、親孝行っぽいことも兼ね、家族と祖母で台湾に行きました。 80になるわたしの祖母は、自分の荷物の中に、わたしと絵を描くためにと、16色のサインペンと紙を入れていました。

わたしに絵を描いて欲しいからと言った祖母の言葉もすっかり忘れ。帰国前日、夜、ホテルで寝る寸前、やっとそのことを思い出し。眠たかったけれど、デジカメの中の、台湾の風景でも描こうと思いながら、なんとなく、ホテルの部屋に用意されていたフルーツを半分にカットし、旅行とは関係ないけれど、実物を見て描く方を選びました。

わたしは、疲れて眠たかったけれど、祖母のために描き始めました。ちょっと夢中になってしまったので、寝ていた祖母も誘い、一緒に描きました。
ふと祖母が、
あまりに私が一所懸命に描くから、ほんとうはもう寝たいけど、がんばって起きて描くね。
そんなことを笑いながら言いました。

わたしは祖母のために起きて絵を描いていたのです。
祖母はわたしのために起きて絵を描いていたのです。

笑いが込み上げました。祖母の思いやりにやっと気づいたのです。きっと、わたしが幼少のころから絵を描くのが上手だったり、好きだったことをずっと憶えていて、ここまで、その機会を、持ってきて、くれたのです。そして、絵を描く楽しみを、大好きだったことを、思い出させてくれました。

それから、わたしは、ずっと描きたいと思っていたを、描き始めました。自分でも驚くほどの、情熱で、熱中し朝も夜も週末もずっと、描きました。絵は、すごく時間がかかるので、結局仕上げることはできなかったけれど、それでも今回、この個展に展示する方を選びました。


これが、今回の個展です。
そして、この個展は、瀬戸内に住む、わたしの祖母に捧げます。



                  紫舟 拝


[この絵の制作風景] 


※12日14:00-16:00、レセプションだー!
みんなウエルカム!ウエルカムドリンクは、お祝いにと、
「南部美人」五代目蔵元より『桶の民』(商品名:紫舟)と、
「奥の松酒造」十九代目蔵元より『奥の松』をいただきました!
やったー!おいしいよ!お気持ちいただきます、有難う御座います!
        


<今日の画像>
春は、まだ早い!東大寺二月堂のお水取りが終わらないと、春は来ないことになっている!
題:「1255年も続けて国宝で火を焚き続けることころが奈良っぽい」
紫舟勝手にコラボ。 写真:澤しゅう三san
P.S. 東大寺さんへ、このロゴいいでしょ!あまりにお水取りが大好きで好きすぎて…ロゴまで勝手につくりました。