■2008年1月8日



<心ヲあずかる>


「人が人と親しくなる」、ってどういうこと?
友人と話していたところ
「親しくなる=相手の心をあずかること」…だと。
友人…スゴイ!

相手の心を自分の(心の)中にあずかることにした人が親しい人らしい。
確かに、いつまでも一定の距離を越えない人は
まだ心をあずかっていないので自然と気にかけることも少ない。
心をあずかった人はこれまでも沢山いるけれど、
自分の心の中にその人(の心)が存在しているので
ふとした日常でもどうしてるか気遣ったり、
こっそりいろんなことがうまくいくよう願ったり無意識にしてしまう。

これが「恋」になると
そのあずかる量やサイズが「大」すぎてキモチが苦しくなる。
苦しくなる=「つわり」現象。つわりは、体内で新しい異物を
自身の身体と適応させるための拒絶反応。
拒絶反応と適応を繰り返しながら、どんどん自分の中で
相手が大きな部分を占めてくることのように感じる。

「心が離れる」という現象も、
相手の心と自分の心が離れるというよりむしろ、
あずかった心の割合が小さくなってきたり、
自分の中心から少し外側にズレはじめたてきた状態なのかも知れない。

人の心をあずかるということは
あずかった心に対しても責任があるよね。
でもその責任は誰かに指示されることも
どんな価値観の押し付けもいらない。
自分なりに自分なりのやり方で出来る範囲で
相手の心と丁寧に接していけばいいのだと思う。

だから、自分自身の心がダメになったとき
でも本当にはダメにならないのは、必ず立ち直れるのは、
誰かがあずかってくれているあなたの心を丁寧に
あたたかくなるよう保ってくれ、いつもケアしてくれるから。

たくさんの人が、あなたの心をあずかってくれ、
気づかないところで今日も大切にケアしてくれている。
 


           ありがとう。 紫舟 拝



<今日の書> [明]
この字は、お日様とお月様がいて見る人に力を与えてくれるそうです。 …という縁起の良さを知って得意げな顔をしている「明」を書いてみました(笑)。

 




                     
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