紫舟 SISYU

喰うカラス、喰われるカラス - フランス国民美術協会展2015主賓招待アーティスト展示

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喰うカラス、喰われるカラス - フランス国民美術協会展2015主賓招待アーティスト展示

雑食であり古くから河原の死体までも食むこともあったため、不吉の象徴とされているカラス。カラスに喰われ脅かされる鶏を間近に知っている、しかし、猫に喰われたカラスもいる。
捕食する側される側でいることは極めて自然で、死も自然の摂理。
現代では都会で多くのカラスが殺されて、生き残ったカラスは口ばしを失い、それでも失われた声で、死んで行った者たちへの鎮魂に鳴く。
喰うは、生。喰われるは、死。中央の一羽は、生を表す。作品下部はすべて、カラスの墓場のイメージで描いており、黄泉(死)を表す。本作は、生と死の境を描く。