紫舟 SISYU

万客億来

万客億来

よろずのきゃくたゆことなし
2020年
墨、和紙

計測中
作家蔵


家族について。家族と思うから甘えてしまう、言葉が過ぎてしまう。子どもにも、親にも、パートナーにも、ときどきは、「お客さん」だと思って接すると、縮めすぎた距離をもう一度とりなおすことができ、過ぎることも、嫌な自分を出すことも減る。ほら、あなたの隣に、「お客さん、いらっしゃいました~」!
お客さんについて。お客さんだと思うからちょっと遠かったり、よそよそしかったり。時には家族だと思って接すると、思い遣りや、親切が増していく。「お孫さん、いらっしゃいました~」!