紫舟 SISYU

"Satori" La percezione dello spirito

05/11 - 06/23, 2018 Fondazione Luciana Matalon, Foro Buonaparte, ミラノ, イタリア

概要

会期
2018年5月11日(金)~6月23日(土)
オープニングレセプション
2018年5月10日(木)18時~
ライブパフォーマンスを披露します


会場
Fondazione L. Matalon
(Foro Buonaparte, 67, 20121 MILANO)

http://www.fondazionematalon.org/new-fondazionecontainer/contatti/
作品
浮世絵を再解釈した浮世絵シリーズが、春画へと発展。
絵と彫刻と書の交錯により、アートな春画が開花する。
他、紫舟×チームラボの最新作や、屏風作品など、新作多数。


稽古は、絵の模写と似て、お手本の文字を見て新しい紙に同じ形に書くを繰り返す。
紙に書かれたお手本の文字をみて、そこから、墨の量、筆圧、運筆の早遅、スピード、筆さばきを読み取り、全く同じ形に近づけていく。絵の模写との違いは、書はひと筆で様々な表情の線を生み出さなければならず、消すことも書き直すこともできないことだ。

なぜ幾重にも塗り重ねれば形は整うのに、一筆で書くのか?
紫舟は言う「答えを知るよりも、答えにたどり着くまでのその“道”こそが学び」だと。
一筆で書くために求められる深い精神性は、修行した僧侶がさらに瞑想した状態の高い集中力レベルにある。12年間その稽古を継続し“型”を身に着けた紫舟は、今その“型”を破る。

紫舟は言う、「最先端の新しいことは、常に過去が教えてくれる」
まだ誰も見たことがない表現すら、過去や歴史や先人の知恵を知ることで答えにたどり着くと。本展では、書から誕生した、全く新しいアート表現を披露します。