紫舟 SISYU

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日本総合住生活『JS PLUS』2020 vol.55

日本総合住生活『JS PLUS』2020 vol.55

日本総合住生活の会報誌『JS PLUS』の巻頭インタビューに掲載されました。


日本住生活株式会社『JS PLUS』2020 vol.55

2020年8月28日発行




5Gの普及を背景とした、新しい作品作りにも挑戦

 

 この秋には、全国の高島屋様での巡回展がスタートします。個展タイトルは、『紫舟展~祈り~産んでもらっただけで一生かけても返せない恩がある』です。一年ほどかけて制作してきた作品と、今般のコロナ禍で自分を見つめ直し書き起こした新作の書を展示予定です。

 また、10月10日・11日に、東京の恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンルーム」で、書のワークショップと作品展示を予定しています。作品は、「地獄絵図」です。今、VR流行りで、観光地をVRで見ることが増えています。「私は何を見たいかな?」と考えたところ、過去TVや実生活で見たことがあるナニカではなく、生きている限り見れないもの=“地獄”でした。まずは、屏風に地獄絵図を作ろうと。VRは来年以降になりますが、今年は、地獄作品を発表&初披露予定にしています。生きる目的は何かしらの回答が誰しもあるように、生に目的があるならば、生の延長線上にある「死」にも目的があるはずです。死ぬ目的を知ることができるような、展示を目指しています。

 さらに今、新しい試みとして、5Gを使った新しい作品作りを計画しています。コンセプトとプランはできがっていて、これから本格的な創作活動に入るのですが、来年(2021年)以降に、5Gの人類が新しいコミュニケーション手段を手に入れるアートを、発表できると思います。

日本総合住生活『JS PLUS』2020 vol.55